長い間君のものだった僕のカラダ。

長い間、君のものだったから
この腕も肩も唇も
長い間、君のものだったらから

今、自分のもとに返ってきても
持てあますばかり。

この指もさ、髪もさ、
心だって。

全部君のものだと思って
生きてきたからさ、
主を失って、なんだか屍みたいだよ。

心の中だって空っぽ。
みんな君で埋め尽くされてたからね。

ここの中には唯一
君が残して行った傷が少しだけ。

頭にはさ、君と過ごした数々の思い出だけが
残っているよ。

まだ、主は君のようで
でも、違っているから
バランスを崩して
うまく歩けない。

君の為に涙を流すことさえも
許されないようで
無意味なようで
自分で埋めるのは
さらに自分で与える傷ばかりだ。

ひとりでは生きていけないんだ、って
こんなに弱い子にした君は罪。

長い間、君のものだったこのカラダ。
どうしたものか。

少しずつ少しずつ取り戻すだけに
息を吸っている生きた屍。

自動販売機

関連記事

  1. ふたり

    運命の人

  2. コーヒー

    コーヒーはブラック。

  3. 壊れたガラス

  4. 女性の手

    既読と未読も孤独。

  5. 携帯電話

    きずな

  6. 2人の後ろ姿

    つぼみ

  7. 下を向く女性

    喪失感

  8. 空

    君のない一日。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このカテゴリの一覧

切ない恋の詩

最近のコメント

最近の記事

  1. 2人の後ろ姿
    元彼はyoutuber

    2018.12.17

  2. 東京の夜景
    光と文字の街

    2018.10.10

PICKUP

  1. 切ない恋の詩

    海と横顔
    モトカノ。