奪い去ってしまいたい。

いつもいい子にしてたの。
いい子だって思って欲しかったから。

だから、いつも、いい子にしてたの。
いつも、文句、言わなかったの。

耐えればいいと思った。
耐えればいいんだって思ってた。

そうすれば、笑顔の時間が過ぎていくのだと、
思ってたんだ。

あなたはそれでも、何も分からず
冗談言って、笑っていたね。

でも。
でも。

たまにね。
思うんだ。

奪い去ってしまいたい。
いい子じゃない、わたし。

関連記事

  1. ふたり

    誰かの恋人

  2. 少女

    きっと君は誰かを好きになる。

  3. 携帯画面

    決断

  4. 空

    君のない一日。

  5. リンゴ

    なにひとつ

  6. 女性の手

    既読と未読も孤独。

  7. 下を向く女性

    喪失感

  8. くま

    首のほつれたクマの人形

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このカテゴリの一覧

切ない恋の詩

最近のコメント

最近の記事

PICKUP

  1. 切ない恋の詩

    少女後ろ姿