切ない恋の詩

首のほつれたクマの人形

誕生日プレゼントにもらったクマの人形
別に名前をつけたわけでもなく
特別な感情を持っていたわけでもなく
ただ 私の横に意味もなく 置いてあっただけ。

いつの日か自分につまづいて
どうしようもなくなって
ふっと掴んだそのクマは
首がほつれて わたが出ていた

何だか名前をつけたくなった
特別になりそうだった

首のほつれたクマの人形
何かの叫びが聞こえてきそうで
「よし よし」って頭を撫でた。

今夜はこの子を抱いて眠ろう

君の痛みは私もおんなじ。

くま

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