やるべきことは 分かっている。
君との日々を 思い出を忘れなければならないってこと。
今日、生きている僕は
あの日々があったからこそで
辛い思いも切ない気持ちも
あったからこそ、今があって。
前を向いて いかなければならないことも
全て、分かっている。
やるべきことは 分かっている。
君を忘れて
君のいないこれからを、歩いていかなければ
ならないってことも。
だけど、
心に強く誓ったことも
諦めたことも
たくさん あるんだけれど
ふたり、笑いあっていて
温めあっていて
思いやっていて
抱きしめ合って
今日は何をしようなんて
無邪気に考えていた僕が
過去に確かにいたからこそ
水が低い方へ流れて行くように
ごく、自然に
君の方へ流れて行ってしまいそうに
今でもなってしまうんだよ。
今日は何をしていたんだろう・・なんてことを
ごく、自然に
考えてしまうクセが
未だに抜けないんでいるんだ。
そう、それが少し前では自然であったように
僕の身体にはしみついていて
今では不自然と言われてしまうことに
どうも抵抗があるようだ。
踏ん張っていないと
流れていってしまうんだ。
君の方へ
さよならを決めた。
それも真実。
前を向こうとも思っている。
それも真実。
心と体のバランスは
自分の身体であっても
できないもんなんだね。
そうだ、体育の時間だって
どうも、バランス感が悪かった。
僕はそういう奴なんだ、なんて
ふっと思って笑う。
そんな瞬間でさえも、
隣で笑う君の笑顔を探してしまうような今日を生きている。
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